泣きながら

昨日のことですが、とある小学生の生徒さんの最後のレッスンがありました。

保育園の頃から真面目に通ってくれ、がんばりやさんでけっこう進んでいたのですが、先日お母さんからご連絡があり、送り迎えの都合や他の習い事とのバランスもありやめたいと……
まぁでもわたしはこの手の事態には基本的に慣れております。生徒さんたちはみなふらりとやってきて通うようになり、その後、いつかはいなくなっていきます。お子さんの場合はなおさらです。進学やお引越しなど、いろいろありますからね。

このお子さんの場合は、正直今やめるのは本当にもったいないなーという感じだったのですが、お母さんがかなりお忙しい雰囲気で(資格職の方)他に送り迎えを頼める人もいない感じでしたし、これまでもいろいろあって(急なお休みなど)もしかしたら続かないかなーという予感はしておりました。レッスン日を決めるのも少々大変でしたし。そのわりには、2年くらいはみたかなぁ。

他の習い事に関しては、たぶん送迎付きなんだと思います。大手だと、最近はそういうところが多いですね。集団レッスンならそれでも充分、成り立つのでしょう。ダンスとかスイミングとか、うちの子も小学生時代は、習い事のバス送迎にはずいぶんお世話になりました。

まぁでもピアノなどの音楽関係や……まぁ他にもいろいろ、あるでしょうけど、いわゆる個人レッスンの習い事ってバス送迎とかありえないので、お子さんの習い事で親の送迎が不可なんです、ってことになると、本人にはいくらやる気があっても続けられないってことになるんですよね……
近くの子なら、ひとりで来てひとりで帰る子も多いんですけどね。ちょっと離れた場所になると、まだバスにひとりで乗れない年齢の子には、無理ですから……

昨日のレッスンなんですが、とにかくその子が最初から最後まで、もうどーしよう!ってくらい泣くんですよ。
もともと、完璧主義のところがある子なんで、注意されると泣く、って傾向はありましたが、そういうことじゃなくって最初から最後までちょっと気を抜くと「うぇぇぇん」って状態。
本当にまだ小さいので、ひとりでくるとかもできないし、来年くらいになってひとりで来れそうならいつでも来てね……としか伝えようがなくって、、、、

まーでも、ピアノは続けて頑張って欲しいなー。

わたしの場合ですが大学ではピアノ専攻じゃないんですけどやはり4歳から習ってました。
もちろん音楽はピアノだけじゃないんですけど、ピアノは基本的に他の楽器をやるにしても歌をやるにしてもできたほうがいいので、音楽が好きで将来まかりまちがったら音楽学校に行ってみたいなと思いそうなお子さんだったら継続してやらせておいたほうがいい習い事ナンバー1だと思います。

少なくとも昔で言うバイエル終了(初級のおしまい)まではやらせたほうがいいというか、そこまでやらないと大体時間とお金の無駄になります(天才は別です)。なぜかというとたとえ多少ダラダラやっていたとしてもそのへんまでやっておけば基本的な楽譜の読み方も同時に身につくからです。

でも、逆に言うと初級の途中でドロップアウトしちゃうと、たぶん覚えたことを忘れちゃうことの方が多いと思います。
大人の方がいらしたとき、昔習ったことがある、という人にはわたしはどこまでやったか尋ねます。初級の終わりまでやった人とそうでない人は、レッスンの始め方が違うからです。

殆どの人はわたしも含めて天才じゃないんです。でも逆にいうと音楽も努力次第である程度できるようになるのは勉強と一緒ってところあります。努力するとしないとではもう全く違ってきます。ある意味、ピアニストになれる人というのは、一日中ずーっとピアノを弾いていられる指の強さと根性を持った人、という部分はあります。むしろそれを好きでやっていられる人、ということですね。それが才能ともいえる。
幼いころからの地道な努力が無駄になるってことは(どんなことに関しても)ほぼありません。10代の頃に一生懸命にがんばったことで、大体の人は、一生生きていくんだと思います。

そんなわけで、昨日は、あの子には、
「来年くらいに、ひとりで歩いて来られるようになったら、またおいでね」
って言いました。本当に来てくれるといいなー。
だって、ずっと泣いてて、泣きながら帰っていったんだもの。ママに「もう置いていくよ」って言われながら、、、、
ふう、切ない。

なんか真面目に書いちゃったな、、、、、、
つか原稿に戻ります、、、、
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