ガーパイクたち

ふう、涼しい夜です。

突然ですが、最近の話題でわたしが心を痛めているもの。。。
それは「名古屋城の外堀にアリゲーターガーが」というニュースです。

わたしはけっこう長いこと魚を飼っていまして、魚を飼っていない時期ってここ10年くらいは殆どないんじゃないかなー
ってゆーかずっと飼ってますね。最近はごく淡々と飼っているという感じではありますけれど、そこそこ凝った時期なんかもありました。

アクアリウムというのはわりと趣味性の高いものでして、大きくひとくくりにアクアリウムとは言いましても、中ではいろいろジャンルが別れております。
たとえば小型魚大型魚、淡水魚海水魚、テラりウムっていうのもありますし、ベタ水槽、エビ水槽。ほんといろいろです。
金魚一つとっても、らんちゅうを飼う人は大体らんちゅうしか買わないし、魚なら何でもいい! という人はあまり見かけません。みんな細かく棲み分けしてる。
ちなみにわたしはアクアリウムの中ではわりとメジャーなジャンルの一つ「水草水槽」が好きだったのですけど、これは水槽の大きさにもよりますが水草が美しく見えるように水槽内をレイアウトし、主に小型のきれいな魚を少数、さらりと泳がせます。
「ネイチャーアクアリウム」っていう、自然の姿を水槽の中で再現する感じのものが好きで、これが実際やるとなるとなかなか難しいんですけど、個人的には「アマゾンの細流」とかを再現したくて、頑張ってた時期もありました(今はもうダレ切って、通り一遍のことしかしてませんけど^^)

なんか前置きが長くなっちゃいましたが、要するに魚を飼うのが趣味だった、ということを書きたかったんです^^

で、冒頭に戻りますけど、アリゲーターガー。
これ、昔っからアクアリストの間では「手を出しちゃいけない物件」として有名なお魚として知られていました。
アクア系の雑誌とかでも「覚悟がなければやめたほうがいい」とよく書かれていましたし、実際にそうだと思います。
水槽飼育でも2メートルになると言われ、最低でも3メートルの水槽が必要な魚。
野生では2メートル50センチくらいに、平気で大きくなるそうです。
なのに!
これが熱帯魚ショップに行くと普通に、10センチくらいの幼魚が2、3000円で売っているのですよ。
自宅に大きな池でもあるのなら別ですけど、そんなもんに手を出しちゃいけないってことは、ちょっと想像しただけでわかるはずなんです。

ちなみにアリゲーターガーというのはガーパイクの中で一番大きくなる種類。
どこの生まれかというと、北米とかカナダとか。わたしの中のイメージだとミシシッピ川。
ミシシッピ川で悠々と泳ぐお魚さんなんです。本当は。
ちなみにガーにはいろんな種類の子たちがいて(アクア関係の人は単に『ガー』って言います。この種の総称でいろいろいるから)
メジャーなのはスポッティッドガーという、体長50センチくらいになる魚。これくらいだと、大型魚ではありますが飼ってる人けっこういます。
けっこう可愛い顔してるんですよね。
わたしも、ちょっと飼ってみたいと思った時期があるくらい。
まぁでもやはりこれくらいになるとかなり大きな水槽じゃないときついため、諦めましたが。アロワナとかを平気で飼える人なら全然いける大きさです。

で……。
またちょっと話は戻りますけど、これらのお魚さんたちは主には熱帯魚ショップで売っているのですが、原産地を考えてみましょう。
ミシシッピ川。北米。熱帯じゃないですよね、要するに。

しばらく前にも、スポッティッドガーが利根川で大繁殖、というニュースがありました。
ガーはなにひとつ、悪いことしてません。増えただけです。。。そりゃそうだ。魚だもん。
放したやつが悪い。なぜ、飼いきれない魚を飼う?
今回のアリゲーターガーも同じ。大きくなる魚を飼って、大きくなったからと放流するのは、当然やっちゃいけないことです。

気持ちはわかるんですよね。
家で飼っていて、可愛がっていた魚を、大きくなって飼いきれないからと殺すなんてできない。
貰って欲しくても、誰も貰ってくれない。
ガーはつぶらな瞳を持った可愛い魚です。観賞魚として世界中で飼育されています。なんと、懐きます。
だからある日……お濠に連れて行ってしまったんでしょうね。「元気で暮らせよ」と。

だーかーらー

簡単に売っちゃだめなんだってばー
2000円とかで、体長10センチくらいの幼魚を見て、誰が2メートルを超える魚になると思う?
アクアリストなら知ってるんですよ。「飼いきれない魚は買っちゃいけない」
わたしは、たぶんその辺のこと知らないで、夜店で金魚を買ってきたくらいの気持ちで飼い始めた人が最終的に放しちゃったんじゃないかと想像します。

金魚のつもりが鯉だった、くらいならなんとかなるかもしれませんが(いやそれでも大変だ)、アリゲーターガーではもうどうにもなりません。素人が扱える範囲を超えています。
しかも、ガーは丈夫な魚。寒さにも強い。きっと多少環境が悪くても、元気に育っちゃうんです。狭い水槽で、限界まで。可哀想なガー。

どう考えても……巨大化する魚に関しては、販売規制をかけるべきです。
なぜやらないかなぁ。
考えなくてもわかる程度のことじゃんか!
そんなの水族館じゃないと無理だって!
趣味で飼うレベルじゃないって!

ニュースを見て悲しい気持ちになっちゃいました。
この手のニュース、いつ見ても悲しいです。
わたし、ガーパイクは好きなんですよ。顔が好き。可愛いと思う。
飼わないけど、水族館とかにいると喜んで鑑賞します。

戻してあげられたらいいのにな。

ミシシッピ川で幸せに泳ぐガーの姿、見てみたいです。
きっと、キラキラしてるんだろうな。

そんなわけでちょっと悲しいと思ったニュースでした。何年かいっぺん、こういうの必ずあるけど。




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